“天才”黒澤明フォーマット
世界中の映画監督に影響を与えた男・黒澤明。彼の作品は今でも愛され続け、黒澤明フォーマットと言っても過言ではないようなオマージュ作品が、数多く存在する。
荒野の七人
西部劇の不朽の名作。勧善懲悪王道ストーリー。
毎年、野盗に襲われるメキシコの寒村イストラカン。そこで村の長老は助っ人を雇うことを決意する。わずかな報酬にすぎなかったが、農民達の熱意に打たれて7人のガンマンが集まってきた。着々と進む戦いへの準備!思わぬ農民たちの抵抗により、いったんは逃げ帰った一味だったが…。
マグニフィセント・セブン
荒野の七人のリメイク作品。グローバルチームが悪を撃つ。
冷酷非道な悪漢ボーグ(ピーター・サースガード)に支配された町で、彼に家族を殺されたエマ(ヘイリー・ベネット)は、賞金稼ぎのサム(デンゼル・ワシントン)、ギャンブラーのファラデー(クリス・プラット)など荒れ果てた大地にやってきた<ワケありのアウトロー7人>を雇って正義のための復讐を依頼する。
最初は小遣い稼ぎのために集められたプロフェッショナルな即席集団だったが、圧倒的な人数と武器を誇る敵を前に一歩もひるむことなく拳銃、斧、ナイフ、弓矢などそれぞれの武器を手に命がけの戦いに挑んでいく―。
十三人の刺客
悪役 稲垣吾郎が冴える。13人VS300人超の死闘。
幕府最大の密命を遂行すべく集結した十三人の刺客たちの壮絶なる戦いを描いた時代劇アクション!江戸時代末期。老中・土井は幕府、ひいては国の存亡に関わると判断し、明石藩主・松平斉韶の暗殺を決断する。
その命を受けた御目付役・島田新左衛門は刺客を集め、交通の要所・落合宿を襲撃場所に選ぶのだが…。
七人の侍
死ぬまでに一度は観るべき、世界に誇る日本映画の最高傑作。
戦国時代、野武士達の襲撃に恐れおののく村があった。村人達はその対策として、用心棒として侍を雇う事にする。侍さがしは難航するが、才徳にすぐれた勘兵衛を始めとする個性豊かな七人の侍が決まった。最初は侍を恐れる村人達だったが、いつしか一致団結して戦いに挑むことに。しかし戦闘は熾烈を極めた…。
破格の製作費と年月をかけて作られた日本映画史上空前の超大作であり、世界に誇る日本映画の最高傑作。マルチ・カメラ方式の導入等による斬新で臨場感溢れる映像。
加えて徹底した時代考証や緻密な脚本により、実際にあったかのような錯覚に陥らせる。迫力ある本作品は、年月を経た今も人々に感動を与え続けている。
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